2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
先ほど述べた研究者の話とも重なるんですけれども、琵琶湖の内湖の保全、それからヨシの再生、自然の力、自然浄化力を育てる、こういうこと自身も含めて必要だ、この二つがあると思うんですが、簡潔に。
先ほど述べた研究者の話とも重なるんですけれども、琵琶湖の内湖の保全、それからヨシの再生、自然の力、自然浄化力を育てる、こういうこと自身も含めて必要だ、この二つがあると思うんですが、簡潔に。
琵琶湖の固有種で二年魚、ふ化して二年というイサザの農薬汚染を一九八〇年以降ずっと研究されてこられ、イサザ体内の農薬汚染は琵琶湖周辺の圃場整備事業の進捗と明確な相関関係がある、かつては、使われた農薬の排水が時間をかけて琵琶湖に流入して自然浄化されていたけれども、琵琶湖総合開発による圃場整備が進み排水がダイレクトに川に流され、それが短時間で琵琶湖に流入することによる影響が大きいと、意見を述べられていました
秋田県におきましては、八郎潟が平成十九年に湖沼水質保全特別措置法に基づく指定湖沼の指定を受け、八郎湖に係る湖沼水質保全計画を策定をし、環境省等の関係省庁と連携をいたしまして、公共用水域の水質監視、二番目には、下水道等の整備と持続性の向上などの点源対策、三つ目には、環境保全型農業の普及促進と濁水流出防止などの面源対策、四つ目でありますけれども、水生植物の移植などによります湖岸の自然浄化機能の回復などの
今も大臣お答えになりましたけれども、埋め立てによる自然海岸の減少が藻場や干潟の減少となって、水質の自然浄化、生物の生息などに影響しているわけですから、遊休地の垂直護岸をそのままにしておくよりも、確実に豊かな海にしていくことに資すると思うんです。
次に、ホテイアオイ等の外来植物も指定するのかということでございますけれども、これにつきましては、ことし一月の中央環境審議会の答申におきまして、湖辺の自然浄化機能の活用に当たって、水質が汚濁する以前にはどのような生態系であったかを検討した上で、本来その場に生育していた種を原則とする、そういう答申をいただいております。
その中では、富栄養化対策としての浄化槽の役割をどうするか、また既存の浄化槽の浄化能力をどう評価するか、さらに浄化槽自身は目の前の小川に入れるわけでございますので、その放流水が湖沼に流れ込むまでの間に自然浄化がどう働くか、そういったさまざまな内容を総合的に勘案して検討をいただいているところでございます。
浄化槽から出ますと、家屋近くの側溝においても自然浄化能力が活用できます。そこにおいて放流された水質よりも五割から八割程度も汚濁負荷が軽減する、そういったデータもあるわけでございます。さらに、それから河川に入れますればBOD濃度は低くなりますし、土壌でも浄化が期待できるというふうに考えているところでございます。
こういった調査を通じて湖沼の汚濁メカニズムを定量的に解明いたしまして、同時に、汚濁負荷の削減対策、そして自然浄化機能の活用方策などの検証を行いまして、より効果的な施策を実施してまいりたいと考えております。
具体的には、指定十湖沼平均で非特定汚染源の負荷割合が六三%、中でも山林などの自然系の汚染源が三五%という実態を踏まえれば、今後非特定汚染源の汚濁負荷の削減、自然浄化機能の活用の抜本強化が必要ではないかと思います。 また、第二の要因といたしましては、関係自治体に対し、法制度が魅力がないということではないかと思います。
指定湖沼の汚濁の状況を見ますと、非特定汚染源の汚濁負荷の割合が高くて、この対策なしに顕著な水質改善を見込めない湖沼もございまして、御指摘のとおり、特定汚染源の汚濁負荷の削減は非常に重要な課題だと思っておりますし、また流入する汚濁負荷の削減だけではなく、湖沼、湖辺の保全、再生などによる湖沼の自然浄化機能の活用などの湖沼環境の改善も重要と考えております。
具体的には、汚水処理施設の高度化等の生活排水対策、非特定汚染源についての汚濁負荷の削減、自然浄化機能の活用等が必要であると考えています。 このような観点から、本年十月、湖沼環境保全制度の在り方について中央環境審議会に諮問を行ったところであり、今後、同審議会において、より効果的な湖沼水環境保全施策について検討していただくこととしております。
沖縄は島嶼県でありますけれども、地形的に大気汚染が自然浄化されやすいというふうなことからすると、先ほど申し上げた、やはり車の排出ガス等による大気汚染が深刻なのかな、あるいは、揮発性有機化合物による大気汚染が極めて深刻なのかなというふうにも思いますが、環境省は、沖縄県における揮発性有機化合物、VOCによる大気汚染についてはどのような知見をお持ちでしょうか。
海の浄化力、今まで我々は、不用意に水に流すということで、海に負荷を与えてきたわけでございますが、海の自然浄化力を超えますと著しい障害が出てまいります。 海の浄化力の一番顕著なところは、干潟、浅場という好気性環境で、藻場も含まれると思いますが。
中村参考人の御発言は、ともかくこの再生法によって、具体的に、できることから自然浄化力を高め、そして有明海全体を眺めて再生を図っていくというこの法律に期待するという御発言であったかと思い、大変心強く思っております。ありがとうございました。
私、全く素人でありまして、この密度流作澪ということはどういったことであるのか、また、自然浄化力を高めていくために、さらに具体的な対策というものにつきまして、先生のお立場からいま少しお話をいただければと思うのでありますが、よろしくお願いします。
そこで、富士山ではどうかということですが、余りにもたくさんの人が登るようになったために自然浄化では到底間に合わないので、たまたま山小屋なんかでの人が莫大なお金を掛けて施設を作っているんですけれども、それでも間に合わないと。そこで、トイレ維持に自発的なカンパをお願いする箱なんかを作っているんですけれども、ひどいのになるとそのカンパした金を盗んでいくやつがいるという情けない話も聞いております。
お尋ねのESIについて申し上げますと、海岸線の形態でありますとか、そこに生息する生物の油に対する感受性でありますとか自然浄化能力、除去の容易性などをランクづけしまして、これを指標として情報として集積をするということでございますが、例えば私どもの仕事でございますと、海上保安庁として油流出事故に備えて沿岸海域の環境保全の情報の整備を進める、そういう観点から非常に重要な情報でございます。
この四万十川方式は、本来自然が持っている物質循環の自然浄化機能を生かした水処理システムで、高知県及び四万十川流域市町村等が研究、実証を進めてきました。木炭や石などの自然素材を加工した充てん材を適切に組み合わせることにより、主として微生物による水質浄化を行うものであります。 次に、高知桂浜道路における木の香る道づくり及びあたたかな道づくりについてであります。
どうも最近この辺で農村地帯を眺めてみますと、排水路がそういう昔あった自然浄化する機能というのからかけ離れたようなぐあいにでき上がっているような感じがしてならないのでございます。実を申しますと、私もこういう排水路みたいな事業の直接の担当者でもございましたので、そういうことでないようにいろいろ私自身も努力したつもりでございますが、現実は必ずしもそうはならない。
先ほど言いましたメダカの問題から、農業はもっと昔の土水路に返って自然浄化を果たすべきであるという、これは私の個人的な考え方かもしれないんですが、その辺について、排水路を施工されておるというか指導されておる農水省として、排水路のあり方といいますか、どういうような指導方針でやっておられるかお聞きしたいと思います。
実際、私の知人で網走管内の津別町で搾乳牛百三十頭を経営している農家がありますが、平成の五年に自然浄化法リアクターシステム、素掘りで、それからゴムマット一ミリ、一槽五十トンで三槽方式の曝気方式、こういう施設を取り入れたわけですが、千五百万円。現在、その電気代が月一万五千円というだけでももう大変なものなんだというふうに訴えてきております。
○政府委員(中須勇雄君) 技術開発の現状についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、まず基礎的な研究といたしまして、養殖漁場におきまして、例えば底質に堆積したさまざまな残渣等がどのような形で養殖をしている魚に影響を及ぼすか、こういうこと自体の具体的なメカニズム、あるいは各海域ごとに汚染された底質というものがどの程度の期間で自然浄化が可能なのか、こういった海の構造そのものの解明ということが、これは
○関谷国務大臣 御指摘のとおりと私も思うわけでございまして、私のような年齢の者にとりますと、本当に海岸といいましょうか、またあらゆる河川にいたしましてもあるいは空気にいたしましても、そういうものが自然浄化をされる限度をもう超えている、あるいはまた超える限界のぎりぎりのところに来ておるのが今の状態であろうと思います。
今まで、上流で発生をした汚濁負荷というものは、琵琶湖に達するまでの間、自然の浄化機能によって削減をされてまいりましたし、湖内に流入しても、水際のヨシの地帯で自然浄化をされてきておりました。ところが、それが破壊されて、浄化機能がなくなったために、発生した汚濁は途中でもう浄化されなくなってしまうということになっているわけです。
湖沼水質保全計画では、ダム湖などにおける水質保全対策として、県は、先ほどもおっしゃっていましたけれども、曝気循環だとかそれから植生の持つ自然浄化機能を活用して水質保全を図るとしております。しかし、これでは富栄養化の進行やアオコの発生をとどめることがとてもできないのですね。全く不十分な対策と言わなければなりませんけれども、環境庁、どのようにお考えでしょうか。
余りにもアサリガイというのが庶民的で、小さいときから海岸に行ったらもう子供でもころころとれるものですから、何かこんなに立派に自然浄化作用の役割を果たしているんだということを少しも知りませんでして、アサリガイに対して長い間認識不足をしておったな、申しわけなかったなと反省したんでございますが、大臣はこのアサリガイのかくも重要なる役割について御存じてしたか。
地下水の利用は、地盤沈下などの地下水障害を発生させないような適正な開発、管理のもとに進められるべきであると私は思いますけれども、この法案の提案説明にもありますように、地下水は、一たん汚染されてしまいますと、その流速が極めて緩やかであるなどの理由から、自然浄化力が極めて低い。例えば、トリクロロエチレン等の有機塩素系化合物による汚染が全国で千百五十一地域で確認されている。